長編≪リボーン≫

□33話「重症」
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梨佳は雪玉に閉じ込められてしまい見ているしかできないツナたちに骸が「壊せないわけではない」という―

ツ「どーいうこと…?」

すると―

≪あれ?あんた…昨日の…≫
骸「クフフ 梨佳をかわいがってくれているみたいで…」
≪あの子はもう酸素もなくなって死ぬのよ≫

ユリアは楽しそうに言っている。

骸「君は―甘く見過ぎたんですよ…」
≪はぁ?≫
骸「梨佳は僕の半身であることをお忘れなきように…」
≪んなのわかって―≫

ドガーンッ―

ユリアがあきれて骸と会話をしていると雪玉が破裂したのだ。

≪なっ!≫

ツ「梨佳センパイ!!」
山「なぁ…センパイの目から…」
ツ「え!? ……血!!」
骸「やはり…」

『はぁ…はぁ…』
≪あんたどうやって…≫
『前にそこの師匠が似たような技を出してきたことがあって…ね…』

骸「梨佳…無茶しすぎです もう左目は使えないでしょう」

『兄様…どうして ここに?』

骸「来てはいけませんでしたか?」

『いえ……』

梨佳は体がボロボロになっており動くのもやっとである。

≪あんた まだ戦うっていうの?≫
『当たり前です 勝たなければいけないんです…』
≪まぁ もう幻術も使えないとなればこっちが有利だけど≫
『……』
≪それじゃ最後のあがきを見せてもらいましょ?≫

というとユリアは次々とツナたちに向けて攻撃をしていく。
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