長編≪リボーン≫

□32話「背負うもの」
1ページ/7ページ

そして霧戦から一日経ち―
早いもので夜―

ツ「今日はどこなんだろ…」
山「だよな―」
獄「神崎が勝てるんでしょうか…」
リ「あいつを甘く見過ぎだぞ 獄寺」
獄「リボーンさん! だってあいつは―…」

『六道骸の妹―そして 戦ったところなんて見たことない…でしょ? 獄寺君』
獄「っ!」
リ「ちゃおっス」
ツ「あれ? いつもと服装が…」
『気づいた?』

ツナは梨佳の服装に気が付いた。
いつも制服を着崩してくるがブレザーやカーディガンがない…
シャツをスカートに入れず雲雀にこれを見られたら怒られるんじゃないんだろうかとツナは思う。

『スカートの方が動きやすいのと少しでも薄着の方が個人的にね…』
ツ「だから上はシャツだけなんですね」
了「おお! そろってるな!」
『うるさいのが来た…』
了「うるさくないぞ!!」

山「そういやーヒバリはこないのな」
『勝つ勝負は見なくていいって』
リ「ヒバリらしいな」

すると上から聞きなれた声が聞こえてくる。

「「両者 到着されましたので始めたいと思います 今宵の戦闘フィールドはプールです
 プールにお集まりください」」

『プール?』
〈水辺が一番ベストなのよ〉
『ヴェラ!』
〈今日は個人的に見に来ちゃった〉
『来ちゃったって…』
リ「まぁ家庭教師だから見に来ても不思議じゃねーな」
獄「そーいや シャマルも来てたな」
ツ「それより早くプールに向かおう」
『そうですね』

ツナたちは緊張している。
強さが一番わからない梨佳に対して戦い方もわからない。

『なぜ皆さんが緊張してるんですか?』
リ「わかりやすい奴らだな」
〈かわいいじゃない〉

周りからは一目瞭然だったらしい。
ツナたちは恥ずかしかった…
しばらく歩いているとプールに到着する。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ