長編≪リボーン≫
□29話「昨日の敵は今日の仲間」
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梨佳は朝からある所に向かっていた―
『いい天気ですね…』
犬「あ! 遅いびょん!!」
千「犬 うるさいよ」
『久しぶりです 犬 千種』
犬「本当に骸さんそっくりらよ」
千「ますます似てきた」
『へ?そうですか?』
犬「髪型を骸さんみたいにすればそっくりびょん!」
『特徴的ですからね…』
千「犬 それくらいにしないと骸様に怒られるよ」
犬「うっ」
『相変わらずのようですね』
犬「まっ まぁ! 柿ピー!腹減った!」
千「逃げるのへたくそ」
『フフッ』
三人は近くの駄菓子屋に向かうことにした。
犬「あーどれにしようかなー! これ? これ? 迷うびょん!!」
『静かに選べないんですか?』
犬「っひゃ〜〜 このガムうまそ〜!!」
千「さっき買っただろ?」
犬「らって ガムってフルーティだからみんなのっくんじゃうんらもん」
『飲み込んでるんですか?』
千「じゃあ一箱買ってこ」
犬「当たり付きのいちご!!」
犬は迷いに迷ってイチゴのガムにしたらしい。
財布を取り出す梨佳。
ツ「箱で買ってる!! どんな奴らだよ!!」
『はいお金』
千「レシートいい めんどい……」
『私がもらいますよ』
ツ「んな――――!!? え――――!!? うそ そんな!! 疲れてんのかな!
それだけは起こっちゃいけないよ! それだけは!って梨佳センパイ!?」
『おはようございます』
犬「相変わらずムカツク顔してんな んあ!?」
『こら犬!』
ツナは驚きすぎて倒れてしまった。
『ああ…』
犬「なんでこんな情けない奴に負けたのかわかんねーびょん」
犬はツナを蹴る。
すると―