長編≪リボーン≫
□21話「親の心配子知らず」
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梨佳はぼーっとしていた
今日はランボとレヴィが戦うのだ
天気は雨…しかも強めときた
『雷…おちなきゃいいですけど…』
心配は尽きずにいた
一方 ヴァリアー
ユリアたちは広間でのんびりしながら会話をしていた
≪今日はレヴィの戦いだねー≫
マ「レヴィは負けないと思うよ」
≪知ってるよ それに向こうは子供でしょ? 勝つって≫
ベ「んで ユリアは何見てんの?」
≪内緒―…≫
マ「秘密主義だね」
≪女には秘密の1つや2つあった方が魅力があるのー≫
べ「まぁ どーでもいいけどー オレの戦いいつかなー」
≪近々≫
べ「んなことわかってんだよ!」
≪いてっ!≫
マ「ベル ユリアを殴るのはゆるせないな」
べ「なんだよ やるのか?」
マ「金とるよ?」
べ「ししっ」
≪ここでやめてねー≫
べ「外でよーぜ」
マ「フッ しょうがないね」
マーモンとベルは雨の中 運動がてらケンカしに外に行ってしまった
そんな中ユリアはずっとあるものを見ていた
表はスクアーロと昔撮った写真で裏は―
≪彼女を――守るために…≫
梨佳と思しき小さい女の子の写真―
それを胸元にしまいボスのところに行くべく立ち上がった
彼女の想いは―