長編≪リボーン≫

□20話「開幕」
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時間は早くも過ぎ去り夜―

山「お!きてんな!」
獄「ん? 神崎か!!」
『どーも』
了「今日は学校に来てたのか?」
『一応』
了「クラスに顔をださんか!!」

了平に怒られた梨佳はいつも通りなので無視をすることにした。

〈学校は大事よー ちゃんと顔を出さなきゃ〉

『ヴェラ』
〈昨日ぶりだね〉
山「気が付かなかったのな!」
獄「どっから!」

ヴェラは梨佳の頭の上にいる さも当たり前のように。
昨日の夜リボーンから紹介されたので獄寺達も知っている。

『いつからそこにいたんです?』
〈んーっと…三人がきた辺りからかな?〉
『さっきですか… っていうか降りてくれます?』
〈ケチね〉
『……』

そんな他愛のない話をしていると―

ツ「みんな!」
ラ「梨佳だ!!」

ツナとリボーンそしてランボが来たのである
ランボはツナの腕の中から梨佳の腕に嬉しそうに飛びついた

了「よお!」
山「オス」
獄「10代目!!」
『沢田君 こんばんは ランボ君も』
ラ「梨佳!今日は何して遊ぶ?」
『んー…?』
ツ「神崎センパイ ランボがいつも迷惑をかけてすみません…」
『大丈夫ですよ それと梨佳って呼んでいいですよ?』
ツ「へ?」
『神崎っていう苗字ではないですからね』
ツ「あー…そしたら梨佳センパイで」
『フフッ いいですよ』
ツ「そしたらオレも苗字じゃなくていいですよ」
『そう? そしたらツナ君でいいかな?』
ツ「はい!」
『そういえば遅かったね?』
ツ「あ!そうだ ごめん! ランボがかくれんぼ始めちゃって」
獄「10代目をわずらわせやがって アホ牛が!」
山「つってもまだ来てない奴もいるけどな」
了「あいかわらず霧のやつは姿を見せん」
ツ「!」
『……』

梨佳は口止めされているので黙っておくことにした

ツ「し…静かだね…本当に並中でよかったのかな…」
山「やつら まだ来てねーのかな」

「「とっくにスタンバイしてますよ」」

『!』
了「上だ!!」
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