長編≪リボーン≫

□10話「道場破り騒動」
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場所を変えて部室前―

ツ「道場破り?」
「ええ 最近頻発してまして…すでにこの町に3つの道場も看板を持ってかれた
 今 我が道場は主力組が遠征にでてましてな 用心棒をさがしてたところ 
笹川くん率いる君達ボクシング部が手を挙げてくれたわけです」
『ボクシング部?』
ツ「君達って………ぼ…僕は…」
了「僕? シング部!」
ツ「ちがいます!!」
『何やってるんですか…』
了「よく考えてみる沢田 これはボクシングうんぬんの次元の話ではない
  地域の治安を守る義務は男子すべてにあるはずだ」
『男子じゃない私は…?』
了「そして正義のために拳を振るった時 お前もボクシングのすばらしさに気付くはずだ!!」
『無視ですか…』
リ「面白そーじゃねーか」
了「パオパオ師匠!!」

いつからそこにいたのかリボーンがフェンスの上にいた。

リ「住民の安全を守るのはマフィアの義務でもあるんだぞ」
了「お久しぶりです」

そして道場破りくるという時間―
梨佳は巻き込まれてマネージャーをしていた…

『なぜこうなったんでしょうか…』

了「さぁ いつでも来んか!!道場破り!!」

ツナも巻き込まれボクシング部の中に入っている。

ツ「あの…本当にいるんですか? 道場破り」
「奴が来るのは決まって3時半なのです」
『中途半端な時間に来るんですね』
ツ「ところでどんな奴なんですか?」
「それが…目撃者はみな重傷のため口をきけない状態で」
ツ「なにそれ――――!!」
「奴の去った後は草一本残らないと言われるほどに」
ツ「そんなに恐ろしーんですか!!」

そこに扉が開く音がする。
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