長編≪リボーン≫

□6話「保育係?」
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いつも通りの昼下がり。
了平はいつも通りうるさいが クラスは体育祭が終わったことで落ち着いている。
が―

「一年で子供を連れて来た子がいるみたいよ?」
「うそーっ!」
「しかもこの間の体育祭で総大将してた子!」
「あぁーあの子!」

『それって…』
リ「ちゃおっす」
『リボーン君 どうしたんです急に』
リ「裏庭にこい」
『命令ですか…いいですよ』
リ「よし」ニッ

ということで裏庭にリボーンを連れいていくとツナたちがいた。

リ「梨佳 おろしていいぞ」
『はい どーぞ』

ツ「おいリボーン!! 話がちがうだろ!! ランボの保育係紹介してくれるんじゃなかったのかよ!!」
リ「紹介してんじゃねーか ボスであるお前の部下から決めるに決まってんだろ」
ツ「何わけわかんないこと言ってんだよ!! つーか神崎センパイまで!! すみません!!」
『いや いいですよ 暇していましたし』

と そこに―

ラ「ランボさん登場―――っ!!」
獄「またうぜーのがきやがった ションベンタレはすっこんでろ」
ラ「ちっ ちがうもんね! もらしたフリしたんだぞ! だまされてんじゃねーぞ バカ者共ォ!!」
獄「てんめ〜っ! いっぺん痛い目みなきゃわかんねーみてーだな!」
ラ「あら あれ何?」
獄「ん?」
ラ「バカは見る!」
獄「ぎゃっ!!」

ランボと獄寺は相性が悪く言い合いをしている。

『あの子は?』
ツ「あ…ランボって言って―」
ラ「あららー 見たことない奴がいるんだもんね!」
『初めまして 神崎梨佳と申します』
ラ「梨佳ー? 俺っちランボ! ブドウの飴玉が好きな5歳だもんね!」
『そうですかー 飴玉あったかな…? あ…ありました』
ラ「アメだー!!」
『ちょうどブドウ味です どうぞ』
ラ「ありがとう ギャハハ ランボさん飴玉もらっちゃったもんね!!」
『ちゃんとお礼言えていい子ですね』
ラ「ランボさんいい子なんだもんね」
獄「うそつけー!!」
山「まー まー」

獄寺はランボを蹴り上げてランボが泣き始めてしまった。
騒がしくなってきたところで…

リ「んじゃランボの保育係の適正テストを始めるぞ」
ツ「なっ」
獄「!?」
『適正…』
山「テスト?」
ツ「なにいってんだよっ!! 今獄寺君の適正のなさ見てただろ…」ヒソヒソ

ランボは泣きわめいている。
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