長編U≪リボーン≫

□85話「呪いの行方とその後―」
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85〈呪いの行方とその後―〉

コ「とうとうやったぜ コラ!!」
リ「CHAOSだな」
スカ「よっしゃ!!」

という想像をしていたスカル―…。
そう簡単にことがうまく運ばず…呪いは解いてもらったもののかかっていた時間が長く戻るまでに時間がかかるのだとか―
元の姿に戻ったのはラル・ミルチだけだった。

≪スクアーロ!! あんまり動かないでちょーだい!!≫
《大変ねー…》
≪って…沢田君じゃない!≫
リ「あいつの心臓はいつまで幻覚で補うんだ?」
マ「移植できる心臓が手に入るまでさ」
ツ「あの…すごく息を切らしてるけど…大丈夫なんですか?」
ス「これはボスさんの命令で売店まで買い物で50往復したからだぁ」
≪ボスも! あんまりスクアーロをこき使わないで!≫
X「……」プイッ

すると隣の壁にヒビが入り始めた―

すると白蘭が壁から登場したのだ。
どうやら白蘭の心臓もマーモンに補ってもらっているらしい。

五月蠅くしているとXANXUSがキレて銃をぶっ放したのだ―。

隣の部屋では―

『恭弥…ヒバード大量過ぎません?』
雲「良いんだよ 僕は寝るよ…」
『あっ はい…』

などと話していると銃声が聞こえてきて壁が破壊されたのだ。

『きゃっ!!』
雲「っ!……ちょっと行ってくるよ…」
『ちょっ! 恭弥! あまり動かないほうが…』

恭弥はトンファーの鎖で奥の方の壁を壊して騒ぎのある部屋へと歩いていく。
梨佳も一応ついて行くと―

雲「僕の眠りを妨げるものは何人たりとも咬み殺す!! それに梨佳に当たったらどうしてくれんの?」
ツ「ヒバリさんもこの病院に!?」
『ツナ君 ごめんなさい…』
ツ「いいえ! オレ達も悪いですから!!」

すると奥から―

M「ちょっとぉ!! 何してくれんのよ!! フルーツパフェこぼしたでしょ?」
骸「驚いてチョコアイスつぶしてしまった…」
フ「師匠のトサカが…」
ツ「骸!!」
『兄様!』

リ「せっかく繋がって大部屋になったんだ 皆で枕投げでもしたらどうだ?」
骸「それならば 殺傷能力のあるやり投げでも」
X「射的ならやってやる」
白「白龍転がし楽しいよ♪」
ツ「何それ!?」

これが発端で病院のこの階は使い物にならなくなったとか―…

あれから―
数日経ち 恭弥が退院した。
そのあとリボーン君がツナ君のもとを去ったと噂で聞いた。
それ以降ツナ君のダメっぷりが戻ってきたのだ。

『あれは―…』

図書室で本を読んでいた梨佳はたまたま外を見た瞬間―
ツナ君の顔面にボールが飛んできたのを見てしまった。

『フフッ 何も変わらないですね』
雲「梨佳? 何見てるの?」
『いいえ 何か用事でも?』
雲「君がクラスにも応接室にもいないから探しに来たんだよ」
『それはすみません』
雲「いくよ 仕事が溜まってるんだから」
『はい』
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