長編U≪リボーン≫

□69話「雲が覆い雪が降る…そして」
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雲雀とアーデルハイトがにらみ合う。

雲「さあ 腕章没収戦とやらを始めようか」

ツナはもっと近くで戦いを見ようと下に向かう。

獄「10代目!? どちらへ!?」
ツ「ヒバリさんが戦いを見ろって言ったんだ もっと近くに行かなくちゃ」
『それがいいでしょう 私たちも行きましょう』
リ「獄寺 アホ牛つれてこいよ」
獄「えっ!? は…はいっ!!」

鈴「先に行っておく 雲雀恭弥 貴様と武器を交えるつもりはない」
雲「なんだいそれ? もう降参するの?」
鈴「いいや 勝利宣言だ」
雲「面白い」

雲雀はアーデルハイトに立ち向かう。
それを避けて滝に飛び込む。

雲「!」
獄「自ら滝の中に!?」
『なるほど…』

滝はどんどん凍っていき―

鈴「雲雀恭弥 見るがいい これが潔癖と鉄壁の完全なる氷の城」

ツ「!」
獄「!!」

鈴「ダイヤモンドキャッスル!!」

アーデルハイトは氷の中にいる。

獄「氷の城!?」

鈴「ダイヤモンドキャッスルは氷河の炎により硬化コーティングされ あらゆる物理攻撃を受け付けない
  更に炎に対する“凍結”能力によりあらゆる炎攻撃
  たとえ沢田綱吉のX BUNER級の技であっても弾くすなわち―――
  無敵の防御壁(ムーロ・ディフェーザ・インヴィンチービレ)!!」

『氷よりさらに強固となればきついですね』

雲「へえ 咬みごたえがありそうだね
  でも君 氷の中に閉じこもっていて どうやって僕の腕章を奪うんだい?」
鈴「奪うのは私ではない」
雲「!?」

すると滝の下の池の水がぶくぶくなりだしだんだんと人の形に形成しだしたのだ。
しかも一体ではない…数十、数百の単位である。
それは雲雀を囲う。
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