長編U≪リボーン≫

□68話「誰がために」
1ページ/10ページ

継承式から3日が経ち―
炎真たちはらうじがやられたことや初代たちの記憶で同様しまくりだった。
そんな中、一人の男は違った。
加藤ジュリーはテンション高めで入り炎真を個室に誘って何やら話を始めた。

一方部屋では―

鈴「全く ジュリーは…」
流「あいつは変わらないよ…」
鈴「しかし仲間がやられて…」
流「ここは耐えるしかない…」
鈴「流…」

河地は本を読み進める。

そのころツナたちは島を歩き進んでいた。
シモンの考えることや初代たちの記憶などを考えながら―

そして坂を上り切った先に見えたもの―それは―

ツ「建物がたくさん!!」
獄「ま…町なのか!?」

そう 町のような風景が広がっていた。
しかし古びていて崩れかけているものや草が生い茂っていたりと荒れ放題だ。
ツナたちは町を歩きだすと声が聞こえてきた。

ツナたちはその中の様子を見る―

するとそこには机に向かい勉強をしていた SHITT・Pだった。

獄寺は正式名で呼ぶが集中したまま。
そして恥ずかしそうに正式名ではない方で呼ぶ―

獄「しとぴっちゃん!!」

すると彼女は立ち始めて―

し「その呼び方 うれしいな 獄寺君」

普通に話し始めたことにツナは驚く。
そしてSHITT・Pは上に飛び天井を突き破り外に出る。

し「戦うのは獄寺君がいいな カワイイ獄寺君をイジリ倒したいの」

とご指名。
獄寺も受けて立つようだ―

獄寺は誇りを言おうとするとSHITT・Pが待ったをかける。

し「知ってるよ 獄寺君のことじーっと見てきたもん」
獄「!!」
し「獄寺君の誇りはボンゴレ10代目の部下であることでしょ?」

獄寺はそれに肯定をかえした。
するとSHITT・Pは―

し「だから弱いの」
獄「!!」
し「私は誰に仕えるとか 誰のためとかじゃなく自分のためなの
  いつも偽りのない自分でいられることが私の誇り」

SHITT・Pは自分のために戦うから強いと言いたいようだった。
獄寺に準備してと声をかける。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ