長編U≪リボーン≫

□65話「シモン」
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山「なあ ちょっとまってくれよ さっきから一つ気になってたんだが」
獄「継承式ってどーいうことスか 10代目!?」
ツ「い“―――!!!?」
『確かに何も聞いていませんね』
ツ「いやいや なんでもない!! なんでもないって! ほらっあれだよ!!リボーンの…たわごと?」
リ「ふざけんな」

リボーンはツナにケリを入れる。

ツ「んぎゃ! あだ〜!!」
リ「7日後にここ日本で開催されるボンゴレ継承式はツナが正式な10代目ボンゴレボスになる空前絶後の式典だ」
「「「おおーーーー!!」」」
『そんなのがあるんですか』
リ「9代目は お前達の白蘭との戦いのことをすべて知っていてな今回の継承式を決めたんだ」
ツ「!!」
獄「ついに この時がっ 感激っス10代目!」
ツ「イヤイヤイヤ!! オレはOKしてないから!!」

了「だが同じ10代目候補のヴァリアーのXANXUSを倒した時点で 
沢田は10代目決定したのではないのか? 今更 何か変わるというのだ?」
リ「極限にわかってねーな了平は ボス候補であることと正式にボスになることでは 天と地ほどの差があるぞ 
  ボンゴレのボスの座につくということは 全世界の強大なボンゴレマフィアの指揮権を手に入れることだ」
『ということは裏社会の支配者になることですね』
リ「ああ」
ツ「ひいいっ 裏社会―!?」
リ「恐ろしく大いなる力が継承される式典なんだ マフィア界全体が興味を示し注目している
  この式典にはボンゴレの重鎮達はもちろん次期ボンゴレボスの顔を見ようと
  招待された全世界の強豪マフィアが海を渡りこの日本へやってくるぞ
  すでに来日を表明している有名どころだけでも
  北米の3分の1を半年で手中にした新進気鋭のマフィア トラッド6
  アジア全土に横たわる猛虎 冷々兄弟 ロシアの墓堀り人と呼ばれる ギーグファミリー」
獄「あの…で…伝説の殺人集団……ギーグファミリーまでっスか!?」
ツ「なんか怖いことになってんじゃん!! じょ 冗談じゃないよーーー!!」

と話していると先生に騒ぎがばれてしまいー

「オイコラー!! お前達何をやっとるか!!」
獄「ちっ センコーかよ」

リ「んじゃあとでな」
ツ「あっ リボーン!!」
「HRがはじまるぞ!! 早く教室に入りなさい!!」

この継承式の話を聞いて
普通に寝ている山本
楽しみでウキウキしている獄寺
この世の終わりのような顔をしているツナ
他にも聞いてもなんのこっちゃわからずボクシングのことしか考えない了平
全てにおいて戦いと並中以外のことに興味がない雲雀とその手伝いをしている梨佳―

この継承式が新たな問題を生むことになる。
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