長編Ⅱ≪リボーン≫
□63話「帰還」
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並盛町の地下500m メローネ基地跡より1km地点
ツ「この装置で過去に帰れるんだね！！」
入「ああ 5分で過去に戻れるはずの10年バズーカの効力を
この装置で妨げているわけだから解いてやればいいんだ
7³のパワーバランスが正常に戻った今なら時空も安定して帰れるはずだ」
リ「オレ達が10年ピッタリにタイムワープできなかったのは
7³のパワーバランスが崩れ 時空が歪んだからなんだな」
ヴェ「今頃気づくとは 愚かだなリボーン
もっとも帰りのタイムワープは心配するな
この天才が計算しベストな時と場所に帰らせてやる」
リ「信じていいのか ヴェルデ」
ヴェ「カリは返すさ ユニにな」
ツ「そろそろみんなこの時代の人たちとの別れの挨拶済んだかな？」
ス「また野球を始めんのかぁ？」
山「ああ 剣一筋で行くのは未来だけって決めてたからな」
≪それが山本らしいわ≫
ス「うお“ぉい！！ この根性なしが！！ それじゃ貴様は一生 オレの剣を超えることはできねーな！！」
山「わっかんえーぜ そんなの」
ス「だとぉ！！」
≪怒んないの！≫
《武にーちゃん！ またやきゅー教えてくれる？》
ス「んな！ んなもん習ってんのかぁ！！」
《うん！》
山「お！いいぜ！ 一緒にやろうな！」
≪ありがとうね スクアーロの面倒見てくれて≫
山「いいってことよ！」
ス「誰がこいつに面倒見てもらうってんだぁ！ オレが見てやったんだ！！」
≪死にかけてた人間がんなこと言ってんじゃないわよ！！≫
ス「だとぉ！！」
山「相変わらず仲が良いようでよかったぜ！」
ス「ったく最近のガキは！！ オレがテメ―の年の頃にゃ いっぱしの殺し屋だったぜぇ！！」
山「！ なんだよもう行っちまうのか？ 他のヴァリアーの連中もか？ XANXUSはツナと会ったのかな？」
ス「うちのボスは沢田を見たら殺しちまうからなぁ」
山「ん…？ そーなのか？」
ス「ユリア 行くぞ」
≪あいさ んじゃね 気を付けて帰るんだよ！ ラウル バイバイは？≫
《バイバーイ！》
山「おう！いろいろサンキュー！！」
スクアーロとユリアは崖を落ちて消えていく。