長編U≪リボーン≫

□61話「白蘭の力」
1ページ/7ページ

ツ「ぐっ」
白「大丈夫―?」

バ「白蘭のあの炎…!!」
獄「GHOSTの吸収した炎をすべて手に入れただと!?」
ディ「他人の炎を触れることなく間接的に移動するなど聞いたことがない!!」

白「ハハハ GHOSTは他人じゃないからね
  彼は他のパラレルワールドに存在したもう一人の僕さ」

ディ「な!?」
獄「なに!?」

白「彼は僕にはない炎を吸収するという特異体質である上に
  その炎エネルギーを僕と共有できるというすばらしい才能をもっていてね
  まそれもこれも 結局僕の才能なんだけどさ♪」

了「何を言っとるのだ…」
山「さっぱりだな…」
骸「一つ言えるとするなら白蘭が沢田綱吉をはぶく 我々全員の死ぬ気の炎を手に入れたとなれば」
『その炎の総合量は計り知れないですよ…』

白蘭の羽を見たボンゴレ一行は驚いていた。

了「なんだあの羽は!?」
獄「濃密度の炎が翼に見えるのか!?」

白「あ〜これね この翼はただの炎じゃないよ 象徴ね」

『象徴?』

白「僕が人間を超えた存在であることの象徴 証明だよ♪」

ディ「何言ってる!!」
ス「自分が神だとでもいいてぇのか!!」
桔「ハハン 神? 白蘭様はむしろ崇拝すべき悪魔」

白「エヘ」
ツ「関係ない お前が何であろうとどんな手段を使おうと
  ここでぶちのめすだけだ」
白「その意気だよ 綱吉君 せっかく戦いに来てあげたんだから」

ツナも白蘭も大空の炎を灯してぶつかり合う。

ベ「うわっ やる気じゃん」
フ「空気がピリピリしますー」

ツナがどれだけ攻撃しても白蘭は余裕で受けていた。

白「くすぐったいよ 綱吉君」
ツ「!! くっ」

ツナは感じていた。白蘭の炎圧がどんどん上がっていくのを。

白「僕のペットと遊んできなよ 白龍(シロリュウ)」

白蘭はボックスから龍を出したようだ。
ツナも負けじとボックスを出し防ぐ。

白「へえ」

しかし力は白龍の方が上だったのかナッツはツナの肩に乗りふらついていた。

ツ「大丈夫か!?」
白「龍のボックス兵器なんてすごいでしょ? 僕専用の1点物なんだ
  これでもかなり力を抑えたんだよ?」
ツ「!!」
白「次は突き破るよ」

またしても龍がツナに飛んでくる。

「ガル!!」

ナッツは威嚇をするもツナが止める。
そして飛んでくる龍をツナは手で止めることに成功した。

止められた龍はだんだんと凍っていく。

ディ「うまい!! 炎を凍らす 零地点突破 初代エディション!!」

ツ「いまだナッツ!! 形態変化攻撃モード(カンビオフォルマ モード・アタッコ)!!」

山「ナッツはマント以外にも変形するのか!?」
ディ「!! T世がその昔 全身の炎を拳に集中させた 究極の一撃を放った時
   グローブの形態も変化したという」
獄「究極の一撃!?」
山「ツナのフルパワーっていったら!」
ラル「X BURNERと同等の威力をもつ拳か!!」

ナッツが形態変化したのは―

T世のガントレット(ミテーナ・ディ・ボンゴレ・プリーモ)。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ