長編U≪リボーン≫

□60話「守護者全員集合」
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なんと実体の骸が決戦の場に現れ幻術を使って敵の目を欺いていた戦い。
格好つける骸にフランはー

フ「そーやっておいしいとこもってくんですよねー
  梨佳ねーさん お久しぶりですー」
『フラン…兄様…』
骸「クフフ…梨佳に涙は似合わない 大丈夫ですよ…」

雲「もういいかい? 何勝手に殺してんの? おかげで梨佳を泣かせちゃったんだけど…」
『恭…弥……っ!』
雲「梨佳 おいで」
『っ! もう!心配したんですから!!』

雲雀に抱き着く梨佳。

雲「文句はあいつらに言ってよ もう泣かないでよ」
『はいっ!』
骸「そろそろ離れてもらえますか?」
フ「師匠 嫉妬ですか?」
桐弥「なんで嫉妬するの?」
フ「それはねー…っで!」
骸「桐弥 知らなくていいことは世の中たくさんある それを覚えておいてください」
桐弥「はーい…」
『兄様…あの…』
骸「話は後にしましょう…」

どうやら幻覚を倒していたことに気付いたブルーベルたち。

骸「クフフフ…ウォーミングアップは済みました」

ブ「にゅ!?」
桔「殺したと思った敵はすべて幻覚だったと!?」
骸「クフフ その通りです 戦いの最中幻覚に切り替わっていたのです」
雲「ムッ」
『きょ…恭弥!落ち着きましょう!』
雲「フン!」

ベ「おーい フラン」
フ「ハーイ センパーイ」
ベ「幻覚で敵をだますのはいーが わざわざオレ達を殺して見せる意味はあったのか?」
フ「わかってないなーベルセンパイ リアリティのためですよ
  幻覚っていうのはドッキリみたいなもんですからーねぇ師匠」
骸「ちがいますよ」
フ「あれ…」
ベ「てんめー」
フ「じゃあアレですー 師匠のスプラッタな趣味全開ですー」
骸「ちがいますよ」

骸はフランの頭に三叉槍を刺す。

了「なっ!」
ル「んまっ」
『またですか…』
フ「師匠イタイですー やめてくださーい」
骸「今回の幻覚の目的は2つ 僕のウォーミングアップと…真6弔花の能力を引き出しデータをとることです」
フ「桐弥ねーさん 助けて―」
『フフッ…』
骸「黙りなさい 実際 幻覚で彼らに程よい優越感を抱かせることにより
  ブルーベルの絶対防御領域と桔梗の地中からの攻撃のデータを引き出すことに成功しました」
ブ「にゅ!」
桔「……ハハン」

フ「な――る」
ベ「なーるじゃねーよ!
  ってか いつまで六道骸の幻覚出してんだ? あいつは復讐者の牢獄に沈んでんだろうが」
フ「あれ―? 聞いてませんか?
  あのパイナッポー頭(ヘア)は幻覚ではなく 正真正銘1分の1スケールの六道骸 本人ですー
  ミーの師匠 復讐者の牢獄から出所しちゃいましたー」
『へ!?』
雲「!!」
ベ「!!」
獄「な…!!」
了「なんと!!」

桐弥「犬さんと千種さんに呼ばれて行ったら骸さんがいたんだよ!」
『そうだったんですか…』
骸「お待たせしました」
『本当ですよ!』
犬「へへ〜ん♪ どーら!! 骸さんスゲーらろ!!」
フ「犬ニーサンがしゃべると 話がややこしくなるので黙っててくださいー」
犬「ムッキー!! 何らとフラン!!」
千「…落ち着いて 犬……」
『二人とも…』
犬「ケガとかないれすか!? 梨佳さん!」
『はい…っ 二人も無事でよかったです!』
千「梨佳さん…」
犬「心配かけたんらね…」

泣きながら微笑む梨佳に犬と千種はしょんぼりする…
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