長編U≪リボーン≫

□59話「チョイス決戦」
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並盛の森の中―
早朝から動く出していた。

ミルフィオーレの簡易基地から飛び出したザクロ。
すると何かを切った後 ボックス兵器が飛んでくる。

それはラルの雲ムカデだった。
それはザクロに巻きついて動けなくなったところでγのボックス黒狐が体を切り裂く。
追い打ちをかけるように獄寺のフレイムアローが発射される。

やったかと思った獄寺たちだったが―

ザ「ハッ…オレはデイジーやトリカブトとは格が違うぜバーロー!!」

ザクロは修羅開匣をする。

それは遠くにいたツナたちも確認していた。

ツ「!! 向こうで爆発が!! 獄寺君とラルとγのいる地点だ!!」
リ「あいつら 一撃で仕留めてるといいがな…」
入「ラルは病人だし獄寺君はケガをしていて動けない…戦いが長引くとヤバいからね…」
≪無事を祈るしかないわね…≫

強風が獄寺たちに襲い掛かる。

ラル「う!」
獄「ぐっ!」
ラル「あいつ…胸のボックスに炎を!!」
獄「修羅開匣だ!!」
γ「さあて どんな虫人間やら動物人間がでてくるんだ?」

ザ「バーロー 虫や動物だぁ? デイジーやトリカブトと同じにするな」
獄「なっ!」

ザクロは先ほどとは全く違い
黒い体に獣のような手足 嵐の炎の翼を携えてそこにいた。

獄「んだありゃ!」
ラル「体が一回りでかくなったぞ!! しかもあの爪と尾…!!」
γ「トカゲってレベルの迫力じゃねーな…」

ザ「あたりめーだバーロー!! 
オレにかけ合わされたボックス兵器はたしかに地球上の生き物ではあるが6500万年以上前の巨大な怪物だ!!」
γ「!! 6500万年!?」
獄「まさか…恐竜!!?」
ザ「そうだ……ミルフィオーレの科学力によってDNAさえ存在すれば
  現存しない生物をもボックス化することに成功したんだ!!」
ラル「!」
獄「そんなことが!!」
ザ「さあ T−REXの圧倒的なパワーを味わいな」

すると獄寺たちの前から一瞬で消えてしまう。

ラル「!! 消えた!?」

ザクロは人間の目では追いつかないスピードで獄寺とγの前の降りてガンマに向けて攻撃をした。

獄「γ!!」
ラル「この!!」

ラルはザクロに攻撃をするも効いていないようだった。

ザ「なんだ? この雨粒みてーな弾は?」
ラル「くっ!」
ザ「笑わすなバーロー!!」

ラルはとっさにボックス兵器の雲ムカデを防御に使うが防御しきれずに拳を受けてしまう。

獄「ラル……やろう!!」

獄寺はフレイムアローをザクロに向けて放つが掌で止められてしまう。

ザ「バーロー 気持ちいいシャワーじゃねーか
  とっととボンゴレボックスとやらを出しちまった方がいいんじゃねーのか?」
獄「言われなくてもやってやらぁ!! 行くぞ瓜! 形態変化だ!!」

獄寺の腕に乗る瓜。
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