長編U≪リボーン≫

□50話「真実とイタリア主力戦」
1ページ/5ページ

銃声が聞こえた…
それを撃ったのは入江と梨佳だった―

「「…………入…江…さ…ま…?」」

倒れるチェルベッロたち。

『少し寝てもらうだけですよ』
入「はぁ…暑い…もう…くたくただ……一時はどうなるかと思ったよ…」
『座る前に装置開けてもらえません?』
入「あーごめん…もうすこし 待って…
  沢田綱吉君と仲間の皆さん あ…キンチョーがとけて…ヒザが笑ってる…ふぅ〜」

座り込む入江を後目に装置内の様子を見る。
梨佳は子供たちや雲雀が無事であることに安堵した。

草「梨佳さん!」
『すみません…ご心配をおかけして…この通り元気ですよ』
草「よかった…それにしてもどういう…」

入「よくここまで来たね 君たちを待ってたんだ……僕は君たちの味方だよ」

その言葉に誰もが驚く。

ツ「!! オレ達の味方だって!?」
入「う…うん そうなんだ…
  普段 僕の行動は部下と監視カメラによって24時間 
白蘭さんにつつぬけになってたけど 君達が全てをメチャクチャにしてくれたおかげで
やっとこうしてミルフィオーレでの立場を気にせず話せるよ…
はぁ〜ずっとこの時を待ってたんだよ…
この基地でのこの状況での出会いこそが僕らの設定したゴールだったんだから」
ツ「!? ゴール…?」
獄「な…なに言ってやがる!!」
入「ミルフィオーレがボンゴレリングを奪うために君達をこの時代に連れて来たのは事実だが
  君達がこの時代に来てから僕を標的にして ここに乗り込むようにさせたのは
  僕がミルフィオーレに秘密で仕組んだ計画だったんだ
  君達を鍛えて 強くなってもらうためにね」
「「「「!!」」」」
ツ「!!」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ