長編U≪リボーン≫

□44話「情報共有」
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γ「んん…思い出したぜ お前はボンゴレ雲の守護者 雲雀恭弥だ」
雲「だったら?」
γ「お前にはうちの諜報部も手を焼いててね
  ボンゴレの敵か味方か…行動の真意がつかめないとさ
  だが最も有力な噂によれば 自分の家族とこの世の七不思議にご執心だとか
  お嬢さんはおまえの奥さんか?そしてボックスのことを嗅ぎまわってるらしいな」
雲「梨佳のことは否定はしないよ ボックスについてはどうかな」
『……』
γ「得体のしれないものに命を預けたくないってのは同感だぜ 
  で こいつは本当には誰が何のためにどうやって創ったか真実はつかめたのか?」
雲「それにも答えるつもりはないな 僕は機嫌が悪いと言ったはずだ」

γは肩をすくめた。

γ「やはり雲雀恭弥はボンゴレ側の人間だったというわけだな
  いざ仲間が殺られるとなれば 黙ってみてはいられない」
『それはちがうわね…』
雲「僕が怒っているのは並盛の風紀が汚されたことと梨佳が黙って戦っていたことだ」
『あっ…』

雲雀はリングに炎を灯しボックスをあける。

γ「風紀…? まあいいさ 敵の守護者の撃隊記録更新するのはうれしい限りだ
  オレも………男の子なんでね」

そしてγもボックスを開ける。
中身が同時に飛び出しぶつかり合う。

γ「ハリネズミとはかわいいが何てパワーだ…
  これだけのボックスムーブメントをよくそんな三流リングで動かせる」
雲「僕は君達とは生き物としての性能が違うのさ」

雲雀のリングが壊れてしまう。
ちがうリングをつけだす雲雀 もう一つのボックスを開きだしたのは―
中学校の頃から変わらない武器―トンファーだった。
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