長編Ⅱ≪リボーン≫
□43話「守護者最強」
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梨佳たち三人は並盛神社に到着した。
すると山本が話始める。
山「ここに来ると思い出すよなー 夏祭り！あん時ゃ ヒバリと初めて一緒に戦ったっけな
そう思うとつくづくこの神社ってヒバリと縁があんのかもな ！」
獄寺は一人で走り始める。
『はぁ…』
梨佳は頭を抱える。
こうなったら様子を見て何かがある時のみ前に出るしかないと考えて行動する。
山「なぁ もし ラル・ミルチの言ってた戦闘回避不能状態になったらどーする？
そん時ゃ コンビプレイ決めよーぜ」
また走り始める。
山「やっぱ 武器からしてオレ前衛かな
オレがまず突っ込むから おまえ そのスキに……」
すると獄寺は振り返り山本につかみかかる。
『ちょっ…』
獄「勘違いしてんじゃねーぞ」
山「！」
獄「今までなーなーでやってたのは10代目のためだからだ
他の目的でてめーらと手を組む気はねぇ！！」
『てめー“ら”ですか…私も入っているんですね…』
山「想像以上に嫌われてんのな」
獄「ったりめーだ おめーみてーな悩みのねぇ
能天気な野球バカは一生口を聞くはずもねぇ種類の人間だ
同じ空気にいるのも嫌だね！」
山「……おまえなぁ…」
『……』
梨佳はキレそうになるが押さえて冷静に見ていく。
と、その時どこからともなく気配を感じて梨佳は木に飛び乗り隠れる。