長編U≪リボーン≫

□41話「未来」
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向かう場所ではツナと獄寺が10年前の姿でリボーンと話していた。
そこには山本が説明していた。

山「これが地上(ウエ)だ」
獄「暗くて見えねぇ…」
山「こいつは見覚えあるはずだぜ」
獄「!?」
ツ「なっ 並中――!!?」

『そう ここは日本 並盛の地下』
ツ「え?」
『この姿では初めまして リボーンも』
リ「お前は…梨佳か」
ツ「え!?」
『ツナ君 リング争奪戦お疲れ様』
ツ「あっ ありがとうございます」
獄「おい! 神崎!どうなってやがる!」
桐弥「母さんに対してその口を利くのはゆるせないな…」
ツ「へ?」
リ「誰かに似てんな」
『桐弥 挨拶なさい』
桐弥「リボーンさんになら」
『全体にですよ』
桐弥「むー…雲雀桐弥です」
『今年で5歳になるんです そしてこの子が凛佳です 1歳になりました』
ツ「ヒバリって…」
山「結婚式でみんなが騒いだら雲雀の奴にかみ殺されそうになってな!」
ツ「えーーーーー!!」
獄「んなー!!」
リ「そうだったのか」

梨佳はツナに近づく。

『……ツナ君…守ってあげられなくてすみませんでした!!』
ツ「え?」
リ「ここで起こってることはおまえ達の問題だぞ」
山「現在 全世界のボンゴレ側の重要拠点同時に攻撃を受けている
  もちろんここでも ボンゴレ狩りは進行中だ」
ツ「ボンゴレ…」
獄「狩り…?」
リ「お前達も見たはずだぞ ボンゴレマークのついた棺桶を」
ツ「それってオレのこと…!?」
獄「てめぇ!!」

獄寺は山本をぶん殴った。
子供にその姿を見せまいと桐弥の前に立ち凛佳の目線に入らないようにした。

獄「何してやがる!! なんで10代目があんなことに!!」
ツ「ひいっ 獄寺君!!」

殴られた山本の口からは血が流れていた。

山「すまない」
獄「てめえ すまねーですむわけ…!!」
リ「やめろ獄寺 10年後のお前もいたんだぞ」
獄「!」
桐弥「そこの銀髪 自分を棚に上げて怒鳴るのもいい加減にしてよ 
母さんが左腕持ってかれてまで守ったけど…一歩及ばなかったんだ」
獄「なっ!」
ツ「左腕が!?」
『桐弥 余計なことを言わないでください』
桐弥「でも!黙って聞いてろって言われても僕は聞けない!」
『わかりましたから 落ち着いてください そういうところは誰に似てしまったんですかね…』
桐弥「…知らないよ…」
『フフッ 凛佳を抱っこしててもらえる?』
桐弥「いいよ」
『凛佳 にーにに抱っこしてもらえるよー』
凛佳「にー!」

凛佳を桐弥に抱っこさせてツナに向き合う。
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