長編U≪リボーン≫

□45話「修行と日常と」
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雲「ワオ」

『すごいっ…』
桐弥「キレイ…」
桐弥「きー!」
『そうですね きれいです…』

雲「少しだけ僕の知ってる君に似てきたかな」
ツ「!」
雲「赤ん坊と同じで僕をワクワクさせる君にね
  ここから先は好きにしていいんだろ? 赤ん坊」
リ「ああ……そういう約束だからな…」
雲「じゃあ」

雲雀はボックスを取り出して開匣して取り出したのはトンファーだった。

雲「始めようか」

桐弥「っぐ…! 父さんの殺気…?」
『ええ…これに耐えられなければ意味がないですよ?』
桐弥「大丈夫だよ!」
凛佳「まーまー…」
『凛佳にはきついかな…?』
凛佳「ふぇ…」
『あら…初めてだからかな…ちょっと外に行ってきます』
桐弥「僕も行こうか?」
『桐弥はお父さんの姿を見てなさい』
桐弥「わかった!」
『フゥ太 桐弥をよろしくね』
フ「わかったよ」

梨佳は雲雀を見て―

『無理はしないでくださいよ…』

と一言言ってから外に出る。

凛佳「ふぇ…ぅー…」
『怖かったですねー…もう大丈夫ですよ』
凛佳「やー…」
『もっと抱きしめてあげたいのですが…』

左腕がないことにここまで不便を感じたのは初めてだった。
普段 娘がグズることもないからだ。

すると―

梨佳の耳にー

【……梨佳……】
『へ?』
【…ロー…ム……な…ぎ…を…―】
『凪…?』

聞いたことのある声で入ってきたノイズ…
すると後ろから声を掛けられる。
そこには雲雀と桐弥 そのまた後ろに草壁が立っていた。
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