相愛smell 2

3話
2ページ/4ページ

貴方side








麗「...そういえば、ついこの前、轟くんが

香野の友達と会った

みたいなこと言ってたけど......。」








轟くんの話をしていたら
思い出したように、お茶子ちゃんは言った。







「......うん。

...学校の...というか、中学のころから一緒にいたメンバーを紹介した。」







麗「......えっと...確か......。

...リョ―くんと、ミキちゃんと......?」









「......マメ、ね。
みんな呼び方はあだ名だから......って言っても、もうそれが定着してる。

マメは、高校から一緒にいる。」









轟くんと会った時の3人の反応は
やっぱり、思っていた通りのものだった。


特にミキ。


ずっと何かしら質問してたし。




マメは人見知り発動で、リョ―の後ろ隠れてたし
リョ―はリョ―で、いつも通りというか。




......あ、でも...帰り際に1番仲良くなってたのはリョ―かも。









麗「...名前でしか聞いたことないからなぁ。

......うーん......私も会ってみたい。」









「...3人が轟くんと会ったのは、先週だけど
リョ―とは特に仲良くなったみたい。」






麗「......??......なんで?」















「...だって、今日...轟くん、リョ―の家に泊まるって言ってた。」















麗「..........え。」






さすがに予想外だったのか
お茶子ちゃんは、スプーンで掬ったアイスを口に入れる前に静止した。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ