相愛smell 2

3話
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貴方side







麗「...それでねー、デクくんてばそこでも転んでてー!」







金曜日。



お茶子ちゃんに誘われて
放課後に、2人でアイスを食べにきていた。





お茶子ちゃんと友達になってから
彼女の方から『遊ばない?』とかいった内容のメールが送られることが多々あって
今では週1のペースで会うほど、仲良くなった。














仲良くなるにつれて、いろんな話をした。



最近では特に、偏って1つの話をよくする。






緑谷くんのこと。






聞きまくって、好きだということは自覚させた。


..........それはいい。



..........ただ。











「...お茶子ちゃんは、緑谷くんのことそんなに好きなんだ...。

......いっその事、本人に想いを伝えてみたら...。」











麗「...わぁー、わあぁーー!!///

...い、今はいいんよ!!...そういう雰囲気じゃないし...///」











お茶子ちゃんには
緑谷くんに、告白する気が全くないということ。





「......雰囲気は作るものだよ。」








麗「...それでも、いいの!!///

でも、話はしたいから...名無しちゃん、聞いてくれる?」








「......うん、いくらでも聞くよ。」





麗「ありがとーう!!!」






どこか満足しきれないところもあるけれど
緑谷くんのことを話すお茶子ちゃんは、本当に楽しそうだから

このまま流れに任せてみるのもいいかもしれない

と思ったりする。
















麗「...あ。......名無しちゃん、名無しちゃん。

......轟くんのことも、ちゃんと聞くから話してええんよ?」








「.......え.......!?

.....あー......うん.....じゃあ...話す。」








そして、割と聞き上手。
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