相愛smell 2
□2話
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sideなし
轟「......香野は重荷だって思うかもしれないけど
俺は正直、学校が違う分...。
こういうところでもっと一緒にいたいと思ってる。」
「.............それは...私も思ってる...。」
「........じゃあ...轟くん。
......もし明日、予定が無かったら......ウチに、来ませんか...。」
轟「..........誘ってる?」
「......え......どういう“誘ってる”...?
少なくとも、ウチに来ないか...とは誘ってる。」
轟「.........そうか。
......香野は意外とその辺、知らないんだな...。」
「................??
......実は......。
明日の朝...母さんとカップケーキ作る予定で...。
...........明日、午後から来て...食べてほしいな......とか。」
轟「......ああ。
........それで、今日ケーキ屋に誘ったら、少し不満そうだったのか。」
「..........っ!!
...そ、そういう訳ではないけど......。
やっぱり...普通に考えて...店のケーキの方がおいしいし...?」
轟「..........行く。」
「.........え......!?
...今日ケーキ食べたばかりなのに...?」
轟「......香野が作ったケーキは、食べたい。」
「..........それは...ありがとう......。」
轟「.........香野が照れた顔すると、こっちもつられて照れるんだが。」
「..........!!?///
......じゃあ...み、見なければ......///」
轟「......いや、かわいいから、見るのは見る。」
「................!!?///」