実験部屋

□ふーちゃんとぺーちゃんの不思議な体験
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私の名前は齋藤冬優花

欅坂46という、アイドルグループのメンバー
これは、私と同じグループのメンバーである渡辺梨加との間に起きた不思議な体験です。


「ん〜」
朝、私は目が覚めた。
朝日が眩しい


ベッドから出たいが、布団の中で少しダラダラしてしまう
でも、いつまでも寝てられないので
意を決して、ベッドから出る

「あれ?」
起きたら、私の部屋じゃなかった。

見回すと私の部屋じゃないが、見覚えのある部屋
メンバーの部屋だ

何で、あの子の部屋に?
昨日のことを思い出そうとする

寝ぼけた頭をフル回転
あれ?泊まったんだっけ?

ダメだ、この部屋に泊まった記憶が全然ない
一緒にお酒飲んだ記憶はあるんだけど
飲みすぎた??

私はこの部屋の主を探すために部屋を歩く

少し部屋の中を歩くとようやく、探してた人を見つける

「いたいたw ぺーちゃん!」
この部屋の主、ぺーちゃんこと渡辺梨加が立っていた。

しかし、彼女は動かない

私は彼女に近づくと、彼女もこちらに歩いてくる。
立ち止まると彼女も立ち止まる

何してんの?
首を傾げると彼女は、同じような仕草をする

「もう、ふざけないでよw」
同じように口を動かすぺーちゃん

え?


私は手を前に出すと、彼女も前に手を出す。

そのまま、彼女の方に歩く
二人の距離が徐々に縮まる

そして、彼女と私の手が重なった


しかし、その感触は平らで冷たかった


「嘘!?」



欅坂46の楽屋

今日は、テレビの収録がある

バタン!

勢いよく扉が開き、メンバーの一人

渡辺梨加が、飛び込んでくる

梨加「理佐!」
理佐「梨加?」
梨加は、理佐を見つけて駆け寄る


梨加「ねえ、私、もう楽屋に来てる? どこ!?」
理佐「ゴメン、言ってる意味が全然分かんない・・・」

梨加の質問に戸惑う理佐

菅井「ぺーちゃん、どうしたの?」
ゆっかーが梨加に声を掛ける

梨加「だから、私はぺーちゃんじゃ、ああもう、いいや! 冬優花、齋藤冬優花は、まだ来てない!?」

菅井「ふーちゃん?ふーちゃんは、まだ来てないよ?」

すると、再び楽屋の扉が開く

齋藤冬優花が何か怯えながら、楽屋に入ってくる。

長濱「ふーちゃん、おはよ〜」
冬優花「あ、ねるちゃん・・・おはよう」
ねるの挨拶にか細い声で答える冬優花

織田「どうしたの? 元気ないね? 何があった??」
冬優花「う、うん」

梨加が冬優花の元に駆け寄る

梨加「ちょっと!」
梨加が冬優花の両肩を掴む
怯える冬優花

鈴本「ぺーちゃん?」
尾関「どうしたの!?」

梨加の行動に戸惑う周りのメンバー

梨加「もしかして、ぺーちゃん?」
冬優花に問いかける梨加
冬優花「あ、え、ふ、ふーちゃん??」
冬優花が驚きの表情で答える

梨加「朝起きたら・・・」
冬優花「わ、私も・・・」

守屋「二人ともいったいどうしたの?」

冬優花「えっと、その」
梨加「どうやら、私達」


梨加、冬優花「「中身が入れ替わったみたい」」


メンバー「はあ!?」


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