監督の妹 A3!
□監督の妹1
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私の名前は立花亜矢
友達関係が上手くいかなくて、花咲学園に転校してきて3ヶ月が経った。
コミュ障の私だが、自力で自分で友達を作ることができてなんとか楽しい学校生活を過ごしている。
毎日が穏やかでとても平和。それはそれでいい事だけど、退屈って言えば退屈。
彼氏でもいたら少しは違うのかなあとか思うけど、毎日のように少女漫画を読んで夢みてる奴なんかに彼氏なんか出来るはずがない。でも彼氏欲しい、キュンキュンしたい。
そんなくだらない事を考えてると、あっという間に6限目のチャイムが鳴り放課後になってしまった。
「 はー…帰ろう。」
もう私ったら友達出来ただけでもラッキーなのに、その上彼氏まで欲しいとか思うなんて…贅沢にもほどがある!!
そんな事を、考えながら教室を出てぼーっとしながら歩いていると急に誰かと勢い良くぶつかった。
⁇「っと?!びっくりした…」
「いっったっ………」
ぶつかった相手の鞄に、顔面直撃で当たった…痛い。
絶対メイク崩れた、最悪。