* novel

□love is over
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どん、と玄関のドアが開く音がして、ガシャンと閉まる




僕は寝起きの薄い意識の中、同居人の帰りを確認する





ちゃりんちゃりん、という鍵の音が、足音と一緒に響いて、その足音が僕の頭の上で止まる




僕は薄い意識の中、ゆっくり目を開ける




日の光に思わず目をしかめると、僕の顔を覗く笑顔が薄っすらとぼやけて見える




「おはよ。朝だよ」




にひひと笑う、その顔。キムテヒョン。





僕の同居人の、テヒョンイヒョン。













...

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