-嫌いなあの子-
脚本
・くおん
登場人物
・黒影玲音(くおん)
・水原悠理(ゆうり)
悠理「はぁ…ねっむ…って!(痛そうに」
玲音「だっ大丈夫か?」
悠理「え?あっあぁなんとか…って黒猫じゃん…」
玲音「なんだ?僕がいるとまずいことでもあるみたいな言い方」
悠理「別にぃ 私が個人的にあんたのことが嫌いなだけ」
玲音「そうか それはすまないな ぶつかったのが僕で」
悠理「はぁ…なんなんだよまったく…」
玲音「よりにもよってぶつかったのが黒猫じゃねえか…か?」
悠理「っ!?」
玲音「あっそうだこれ」
悠理「ん?」
玲音「鞄から落ちかけてたからとっさに拾ったんだが」
悠理「おーありがと…じゃあ」
玲音「はいはい…このままだと一緒に教室に入ることになるから嫌なんだろ…僕はそこらで時間つぶしてから行くからどうぞ」
悠理「はぁ…そういうところが嫌い」
玲音「じゃあな」
(少し間をあけて)
悠理「私みたいに人の心が読める君が嫌い」
←戻る 次へ→