恐怖体験

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時刻は昼頃だったでしょうか。

私は、通っている学校の最寄り駅近くの田んぼのあぜ道に来ていました。

学校からの帰り道で、私は、仲のいい友達と一緒に帰っていました。
電車の線路がすぐ隣にあって、電車が通るたびに風が強く吹いていました。

友達と、何を話していたかは覚えていませんが、普通にたわいもない会話だったと思います。

その時です。私は後ろから変な気配を感じました。周りは田んぼだらけ。隠れるところなどありません。前方には住宅街が見えますが、そこまでは100m弱はありました。
「ねぇ、後ろに変な人いない?」
「え?」
「振り向いちゃダメだよ!気にしてないようにするの。」
私は驚いて振り向こうとする友達の腕を触って、制止しました。
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