短編集
□貴方に捧ぐ詩を
1ページ/1ページ
大好きだ。
愛している。
そんな言葉では、伝えられない位。
私は貴方を思っている。
天を染めるかのように咲いた桜も、
太陽の様に辺りを照らす向日葵も、
地を舞う様に花開く秋桜も、
月の様に光を浴びて開花する椿も、
貴方には敵わない。
そしてどんなに貴方を想っても、この気持ちが報われないことも知っている。
だが、もし一つ願いが叶うのなら、
私は貴方を守れる人になりたい。
貴方が辛いときは、優しく慰めて。
貴方が嬉しいときは、一緒に笑って。
貴方の幸せを、一番に願える人でありたい。
end