翠玉の彼女と赤い狙撃手

□わんわんお
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少年探偵団一行と阿笠博士と一緒に阿笠博士の友人の息子宅へ来た。

なんでも、ロンドンに行くからものを譲っているという。

加納さんふとっぱらー。

壁にかかった1対の古いマスケット銃。

「加納さん。このマスケット銃頂いても?」

「ええ。いいですよ。久世さん。」

あとで家に飾ろう。イザとなったら銃口の方を持ってぶん殴ればいいんだ。いい武器になるじゃないか。

「蓮姉ちゃんなんだァ?ソレ。」

元太君が飛行機片手に聞いてきた。

「マスケット銃さ。家に飾ろうと思ってな。」

そういえば、哀ちゃん何体調悪いのか??静かだな

すると、1匹のパピヨンが来た。

名前はドイル。……柴犬のアーサーにパピヨンのドイル。

何?この人もシャーロキアンなの??

ココに日本で有名なシャーロキアン(前世のpixi〇曰く)がいるぞ。

「アーサーとドイルがいるんじゃコナンもいるんじゃないの??」

ガキンチョが問えば、加納さんが「父の飼ってたシェパードがコナンで、二年前に病死した」と教えてくれた。

その後、阿笠博士がステレオを貰おうとしたら先約がいるという事。

阿笠博士残念。

すると、外にいたはずのアーサーが家に入って加納さんズボンを噛んで引っ張っていく。玄関に。

玄関には、女性と一匹の犬。

女性の名前は蓮木さん。犬の名前はクリスティー。

「クリスティ…なるほど。アガサ・クリスティか。」

「アガサ・クリスティ??」

「誰それ?」と歩美ちゃんが首をかしげる。

「ミステリーの女王って言われてる人だよ。」

「ええ。よく知ってますね。」

ニコッと蓮木さん笑う。

「アーサー遊んでおいで」と言って、クリスティとアーサーを外に出す蓮木さん。

そこに、土佐林さんが来て、「早く引き離した方がいいんじゃない?混血は高く売れないから」と言う。

ものによると思うんだがなぁ。

すると、ごぉーんごぉーんと時計がなる。

すると、哀ちゃんにだっこされてたドイルが、走り出す。

「おやつの時間だからだよ。」

加納さん曰く、ドイルは十二時の時計の音が鳴ると、和室に行って青い座布団を引いてお仏壇の前でおやつを食べるらしい。


おやつのチーズを持って和室に行ってもドイルはいなかった。
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