Going my way

□2冊目
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朝食を並べ終えると白雪が不安そうに呟いた

白雪「いよいよ明日、だね」

そう、明日は宮廷付き薬剤師の試験なのだ

名前「白雪なら大丈夫よ、自信を持って?」

白雪「それを言うなら名前こそ絶対受かるよ!
私が知らない事も沢山知ってるし!」

たしかに知識量では誰にも負ける気はしない
あれだけの文献を読んだのだから

名前「くすっ、ありがとう。
試験内容は分からないけれどお互い頑張りましょうね?」

白雪「うん!ところでずっと気になってたんだけどあの剣って...」

そういって白雪が指を指す先を見ると
ベットの端に立てかけている剣だった

名前「あれは護身用というか、趣味というか、
こう見えて剣の腕前はなかなかなのよ?」

故郷では薬学も学んでいたが同じくらい剣を学んだ
そこらへんの賊なんかには負けないだろう
始めたのはちょっとしたきっかけからだったんだけど

白雪「なんだかカッコ良いね!
薬学もできて剣もできるなんて」


名前「まぁ、私にとっては趣味の一つだったからね。
さ、朝ごはんにしましょうか」

白雪「うん、そうだね」

そういってお互い向かい会ってテーブルに座る

名前・白雪「「いただきます」」

朝食を食べたら明日の試験に向けて勉強だ。
頑張ろう!
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