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□S級魔導士 〜決戦!ナツ・ドラグニル〜
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「妖精の尻尾S級魔導士昇格試験、いよいよ最終日じゃ!

今日の内容は





ナツに勝つことじゃ!」



は?ナツ?

夏じゃなくて、あの桜髪に青いネコ連れたイグニールの息子のナツ・ドラグニル!?



「おい、じいさん。俺たち、もうナツと戦ったけど」


「なにぃ!?ナツ、どういう事じゃ」

通信用ラクリマを通してナツに話しかけると


「いやぁ、わりィわりィ。だって俺、四日目まで待てなかったんだもーん」


もーん……って、ちょっと!?


「どれどれ……ん!?お前、勝手にポイントいじったろう。
なんでお前を倒せば10000ポイントになるんじゃ」



い、1万!?


どおりで一日目に優勝したわけね



「まあ、いいじゃねえか。アイツも本気じゃ無かったみたいだし」

「よし!やるぞ、ルーシィ!」

「あ、あたし!?」


「試験してんのは俺だ!お前は脳無しか?クソ炎」

「あぁ?お前こそ自分の氷でノーミソ凍ってんじゃねえのか?変態氷パンツ」



「いい加減にしろ!」


エルザの鉄拳が飛んできた

……ある意味、火竜の鉄拳より怖い



「グレイ、頑張ってS級魔導士になるわよ!」

「おう、よろしく頼むぜ!」



とうとう、最後の戦いが始まった
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