銀魂 ◆ 蟻地獄
□03 蟻地獄
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「私も、その…、あるので、ケツ毛。一緒ですね。」
首を傾げて笑顔で可愛くしてみせた。
ケツ毛と言いながら笑顔も変だよな。
沈黙が流れた。
え、失敗した?
だってみんなケツ毛あるよ!
濃いか薄いか、もしくは剃っているかの三パターンだと思うけど。
いきなり近藤さんが立ち上がり反転し襖の方へ歩いて行った。
え?拒絶?
襖を大きく開けた。
山崎さんが?なぜここに?
山崎さんに一言二言伝えて、山崎さんは姿を消した。
襖を閉めて私に向かって歩いてくる近藤さん。表情が読めない。
いきなり抱きしめられた。
「エロい女、歓迎する。ようこそ我が妻よ。」