銀魂 ◆ 蟻地獄

□12 蟻地獄
1ページ/3ページ

 
神聖なる口づけは愛し合う大人になるといとも簡単に妖艶な口づけに変わる。


唇が触れ合い、角度をつけてお互いの唇を舐め合う。


自然と舌先を擦り合わせ、そして舌を絡め合う。

愛を確かめ合った後の口づけは今まで以上の興奮を得る。

興奮は身体の隅々まで反応して、美緒は乳首の先端が敏感になり、下腹部が熱くなる。


近藤は下半身に己の化身が乗り移ったかのように、血の巡りのほとんどが下半身に集中している。

ドクンドクンと血管が浮き出るほど膨張してきている男根。ズボンははちきれんばかりの状態になっている。









俺は絡め合う舌を引っ込めると、美緒は物足りなさそうな顔をした。

そんな顔されたんじゃ俺も我慢できないじゃないか。



「美緒、もう我慢できない。ココで抱いていいか?」



美緒は無言で俺にキスをして押し倒し馬乗りになった。



「勲さん、私も、今すぐ、繋がりたい。でも今日は、私が勲さんを愛していい?」



繋がりたい・愛していい?



積極的な美緒を初めて見た。嬉しくなって、「手を抜いたらすぐに反撃するからな。」と言って素直に目を閉じた。
 
 
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ