銀魂 ◆ 蟻地獄
□11 蟻地獄
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目の前に銀さんがいて本当に驚いた。
だって、まさか、あの銀さんから声掛けてくれるなんて。
しかしこの場から逃げなくてはと本能が悟ったのか無意識に逃げ出していた。
銀さんに腕を掴まえられた。
逃げられない。
恐る恐る銀さんを見た。
やはりかっこいい。
銀魂の世界にきて主人公に会えないと思っていたから余計に嬉しい。
会えるなら、もっと早く会いたかった。
万事屋で住み込みで働きたかった。
などと銀さんの顔をみながら妄想してたら、いきなり
「俺、万事屋の坂田銀時って言うんだけど知ってる?」なんていうから思わず、
「知ってます。銀さんですよね。」なんて言ってしまった。
なんで私の事知っているんだろう。
それより私も銀さんの事知ってるっておかしいよね?会ったこと無いのに。
まずいよね、まずいよね。
どうしよう、どうしよう。
そうだ!あのエピソードを使えば。