銀魂 ◆ 蟻地獄

□08 蟻地獄
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こんな状況で変だけど…。

銀魂の世界にトリップしたなら銀さん又は土方さん、どちらかと恋に落ちたかった。


土方さんを見つめる私の瞳にはハートマークが現れ、身体からピンクのオーラが出ていたのを沖田さんはいち早く察知したんだろうな。


「土方コノヤローは不逞浪士どもの後始末、報告書がたんまりあるんで、俺がかまっ娘倶楽部まで送り届けやすんで、巡察は2番隊と交代してきやーす。」


土方さんの反論聞く前に早々と走り去ってしまった。

土方さんとの接点を沖田さんによって阻まれてしまった。

仕方ないよね、沖田君は勲さん派、私が土方さんと仲良くすることさえ快く思わないしね。



「本当は俺が送りたかったが仕方がない。

総悟に送って貰え。

あれでも腕はたつから安心できる。

あと、今夜はゆっくり休むんだぞ。」


土方さんの右手が軽く私の頭をポンと叩いて行ってしまった。


土方さん……。

 
 
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