銀魂 ◆ 蟻地獄
□02 蟻地獄
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数日後、例の悪ガキどもが全員誤りに来て、無事仲直り。
行ってくるね。と新しい靴を履いて笑顔で遊びに出かけていくてる彦くん。
そんな微笑ましい出来事があった日の夜。
ママからちょっと来なさいと呼び出しがあった。
ママの部屋で2人きり。なんか重々しい雰囲気がより緊張させる。
「美緒、縁談よ。縁談というより幕府からの指示なの。美緒の口からこの人達の名前すら一つも出でないけど知り合いだったの？」
縁談なんて、コッチの世界にきて知り合いなんて住職さんとママのいるカマっ娘倶楽部の人たちしかいないのに…と頭をフル回転しながらお見合い写真と手紙を受け取った。
お見合い写真を見て愕然とした。
はっ？
なぜ？
そこに写っていたのは知っている。けど実際に会ったこともない人。
真選組局長 近藤勲 だった。
近藤さんは嫌いじゃないキャラよ。
でも好きでもない。
どうせだったら土方さんか沖田くん、あっ斎藤さんでもいいかなんて思ったけど、一緒に渡された手紙を見たら愕然とした。
内容は
一ヶ月後に近藤勲を結婚すること。