禁断の果実ができるまで


□第47話 考えるほどに
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揺らぐ。

揺らぐ。

ゆらゆらと。

瞳に映る、灯火が。







「ユーマ」

「ん?…ああ、姉さんか。どした?」

「イブ、って知ってる?」

「!なんだよ、急に」

「やっぱりか…何か隠してる。」

「そんなんじゃねえよ!」

「ふうん…じゃあ、イブが食べた禁断の実が――アタシならどうする?」

「は?」

「あーあ、我ながら面倒なことしちゃったな」

まあ一石二鳥か…。



 

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