Novel 2

□『隊長の小さな溜息 2』
1ページ/9ページ

*最初からR18(ヤッてます)です。













「あ・・・あン・・・ん・・・んン・・・・・っ」



ラディッツは俺からの愛撫を受け入れない様にする為か薔薇色に染まってきた頬を枕に押し付け、シーツをギュッと握って抵抗をしているようだ。


しかし漏れ落ちるラディッツの声は、彼のちょっと強気な所もある意思とは相反して素直で甘い。



俺は十分に解した可愛い蕾から舌を引き抜き、自分とは違う丸みを帯びた滑らかな白い臀部に噛みついた。




「やぁーっつ!・・・ん・・・んぐっ」




噛まれた事に吃驚して俺に抗議の眼を向けてきたラディッツは涙目だ。



そんな表情は俺を煽る事でしかなく、ラディッツと眼を合わせながら自分の舌を見せつける様に噛んだ所をゆっくりと舐め上げれば、ラディッツはギュッと眼を瞑った。






ラディッツは追い詰められた子兎の様に小刻みに震えている。



背中から首筋へと甘噛みする度にビクンと過剰反応する身体に、自分の嗜虐心が高まっていくのが認識させられる。


ラディッツの顔の隣にある小さな握りこぶしを片手で包み込み、もう片方の手で自分自身を握り、ラディッツの後孔を確認する様に擦り付けながら照準を合わせ中にゆっくりと入っていった。






俺を受け入れまいと身体を強張らせ、可愛い尾を震わせる様子は初めてラディッツを抱いた時と変わらない。



「ん・・・・・・・んふっ・・・・・」




組み敷いたラディッツから発せられる、耐える様な声が堪らない。


自分自身を早くラディッツの中に全部埋め、思う存分蹂躙したい。





しかし尾を掴み身体を弛緩させてもローションを使ったりしてもラディッツの中はキツく、まるでラディッツの心情を表しているかのように俺を半分位しか受け入れてはくれない。



そんなラディッツに俺は気が付かない振りをしてラディッツの中を慣らしながら奥へ奥へと時間をかけて腰を押し進めた。





「・・・ンやぁ・・・・」



まだラディッツの中には納められてはいないが、少し動きを止めて馴染むのを待っているとラディッツが眉間に皺を寄せて溜息のように呟いた。



まだ理性があるラディッツは言葉では否定しているが、身体は正直だ。



俺に纏わりついている締め付けが蠢いて、俺を誘っている。


そしてそれと同時にラディッツの頬だけでは無く身体が上気して艶を放ってきた。


ここぞとばかりに俺はラディッツの双丘をガシっと掴んでゆっくりと抽挿を始めた。






「あっ・・あっ・・あっ・・あっ!・・・あぅッ!!」



ラディッツの中に入る度に、か弱く啼くラディッツを見降ろしているともっと乱れた姿を見せて欲しいと願う自分を笑った。


そんな事は自分で成せばいいのだ。


俺はさっきとは違って、腰を速く強く打ち付けた。





ラディッツの腕を取り上体を起こして首筋を吸いながら、胸の飾りを弄くり回した。



「ひゃぁっ!・・・あぁ・・、あぁーっ!・・・・んぐっ」



片手でラディッツの顎を横に、そして上に向かせ後ろから覆い被さるように唇を合わせた。






舌で口内を蹂躙していると執務室の無機質なドアの開く音がした。








ラディッツから顔を離し、ドアを見ると眼をまん丸にしてこちらを見ているジースが立っていた。






.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ