Novel
□『夜中の出来事』★
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トーマ達と酒を飲みに行って、ほろ酔い気分でベッドに倒れ込んでからどれ位経っただろう?
バタンとドアが閉められる音がして闇の中から引き起こされる。
「・・・じ、・・・・させて」
「…う、うん?」
戦士たるもの一瞬の気の緩みは命取りだ。
常日頃から人や動物の気配や匂いや微かな物音を察知する能力は高いと思っていたが
それが愛する息子のものだと朧げながら認識すれば
安心感からか覚醒する必要も無いと目蓋が上に持ち上がらない。
しかし、それもつかの間、ギシッとベッドの足元が揺れた。
「な、何してやがる」
自分の尻を揉みしだくラディッツに完全に覚醒した俺は怒気を含ませ振り返る。
目が据わっている。
そして・・・・何故か素っ裸なラディッツ。
「親父のここに入れさせて。」
と 双丘の割れ目に沿って数回指先を這わせ 徐に左右に掴み広げ孔の所にチョンと人差し指でつついてきた。
「はぁぁ?ざけんじゃねぇ」
過去に一回、学生時代に上級生に掘られて実はそれがトラウマになっている俺は
冗談じゃぁないとラディッツを引きはがそうとしたが 後ろを取られ覆い被さってきたラディッツの体温に自分の抵抗が吸い取られていく。
耳朶を食まれている為思うように動けない。
と、柔らかいラディッツの舌が耳の中に入ってピチャピチャと音を立て舐めまわし脳髄まで痺れた感覚が俺を襲う。
「さっき いいって言ったじゃんか!」
少し怒気を含んだ それでいて甘えるような声色が耳の中にダイレクトに響く。
「言ってねーぞ。早くどけ!クソガキがっ」
いつもならラディッツの事など簡単に吹っ飛ばせるのに今日はどうした事か後ろを取られて身動きが取れない。
「入れさせてって言ったら『ウン』って言ってくれた。」
・・・?そんなこと言ったけか?なんて一瞬考えると、その一瞬の間の沈黙を了承と脳内変換したラディッツは
素早い動きで 腹の所に両手を入れて上に引き上げ俺を四つん這いの体制にした。
そしてがっしりと双丘を掴み、舌を使って蕾の周りを弧を描く様に舐めまわし
唾液を舌に乗せプツリと後孔に差し込んできた。
そして襞の窪みに一つずつ丁寧に舌を這わせていく。
「くっ・・・てめぇマジざけんな」
俺が怒るといつもは怯んで萎縮してしまうラディッツが何故かピチャピチャと音を立て無心に舌で後孔を解している。
っつーか、こいつタチ出来んのか?とバカな事を疑問に思ったのも束の間・・・
ラディッツの長い指が俺の中に入ってきたと思ったら中を掻き混ぜてきた。
「ラ・・・くそっ!」
中の圧迫感が増えていく。
多分今は3本の指が蠢いている。
そしていつも俺がラディッツを攻めている場所、所謂男の啼き所を摩ってきた。
「んふふ、親父ビクビクって」
「・・・・」
くそ〜っ!なんでこんなに気持ちいいんだよ!
「ん〜親父、好き、好き、だぁ〜いすきぃ」
穴に指ツッコんで言う台詞じゃねーだろ!
小っ恥ずかしい!コイツ大丈夫か?なんて思っていると3本?の指が後孔から出て行った。
そんな感覚が少し物足りなく思っていると
さっきよりも圧迫感があるものが俺の中にゆっくりと入ってきた。
それがラディッツのモノだと気が付いたのに僅かだが時間が掛かった事に俺自身吃驚した。
もう抵抗なんて忘れてしまったかのようにラディッツを受け入れている。
いや最初からか・・・ラディッツが望むのなら受け入れようとしていたのかもしれない。
俺が抵抗したらラディッツ処かこの家すら簡単に破壊できるのだから。
浅い呼吸でそんな事を考えていると俺の最奥までラディッツのモノが収まったようだ。
馴染ませている様子でラディッツが深呼吸を繰り返している。
ラディッツが腰を引いていて、俺の中が外へ引きずり出されるような感覚があった。
そしてラディッツが俺の腰をガシっと掴んできたと思ったら、最初のひと突きから俺の感じる所を突いてきた。
「ふうぅぅ」
思わず声が出てしまった俺の肌が瞬時に熱を帯びる。