マネージャーは、福富さん。

□転校生は福富さん
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今日の朝練は、レギュラーメンバーと、2軍の練習だ。他のメンバーは、別メニューが、組まれている。
「真波が来ていないようだが」
今回、黒田とレースに勝った真波が
一緒に朝練することになっているのだが、いつも遅刻しているようだ。
「まァたかよ!あの、不思議チャンはヨ!」
荒北が、声をあらげる。
「椿、連絡があったら先に向かっているといっておいてくれ」
「わかりました。」
「それと、今日は、マネージャーも一緒に参加する」
「よろしくお願いします。あとカメラ持っていくので勝手に撮りますね」
椿が微笑んだ。
「椿チャン、着いてこれンのカヨ」
「心配ないさ、康友」
「な、寿一」
「ああ、心配はしていない。いずれわかることだ。荒北」
そう言うと、福富は自転車に乗りスタートした。
レギュラーメンバーと、そのあとを応用に二軍のメンバーがつづく。
椿も、出発しようとおもったところで、携帯が鳴る
「もしもし?真波くん?」
「椿さん、おはようございます。もう出ちゃいました?」
「今出るとこだよー」
「よかった。ちょっと登ってきちゃったんで、途中で合流しますねー」
「わかったー。伝えておくねー」
電話をきると、部員たちの姿はなかった。

「もう!早いんだから」
椿も自転車に乗りあとを追った
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