白黒と彼岸の混沌曲

□送られる物達
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〜USJ内にて(相澤)〜

 脳無とオールマイトが戦い始めた頃…

 黒白「さて…消太…」

 相澤「え!な…何だ…」

 黒白「怪我を見せなさい」

 相澤「いや!大丈夫だから!」

 黒白「はぁ…子供はすぐ我慢をする」
   「少しは大人に頼りなさい…」

 白美「そうだよ!消ちゃん!」

 ヒガン「そうそう!見せなよ消ちゃん」

 相澤「だ…誰が消ちゃんだ!!」

 白美&ヒガン「えぇ〜可愛いじゃん!」

 相澤「可愛くない!」
   「…それで何で怪我を
     見せないといけないんだ?」

 黒白「見せてからのお楽しみだよ」

 相澤「!?まぁ…いいけど…」

 右腕を見せた。黒白は怪我を見た後に紙切れを出し言葉を唱えた。

 黒白「”治癒”喼急如律令」ポーン

 紙切れが光だし消えると痛みが消えていた。右腕を見ると怪我が消えて元通りになっていた。

 相澤「え!傷がなくなってる!?」
   「どうやったんだ!」

 黒白「私の力の一つですよ」
   「治って良かったですね」

 相澤「ありがとう…えっと?」
   「…っ!すまない…
     名前を聞いていなかった…」

 黒白「!…そうでしたね」
   「私の名前は黒白と言います」

 白美「私は黒神 白美って言うの!」

 ヒガン「オジサンの名前は
      ヒガンって言うんだ」
    「よろしくねぇ〜」

 黒白「私達の正体は先程言った通り
     後程…紹介します」

 相澤「わ…分かった…」
   「えっと…黒白さん…
     怪我を治してもらって
      …ありがとう…」

 お礼を言い慣れない為、少し照れてしまった…

 黒白&白美&ヒガン「消ちゃん可愛いね」

 相澤「…っ!」
   「もういい!それより!
     オールマイトさんは大丈夫か」

 話を切り上げ戦いに視線を戻した。すると、生徒達が数名戦いに加わっていた。

 相澤「あいつら…何やってんだ!」

 黒白「っ!!シロ!!」バンッ

 生徒達に注意しようとした時、黒白の声と銃声が聞こえた。振り向くと白美を庇って黒白が撃たれていた。

 相澤「っ!黒白!」
   「大丈夫か!?」

 黒白「あぁ…この位問題ない…」

 白美「黒白…!」

 黒白「シロ泣かないで…」
   「大丈夫だよ…」

 ヒガン「にしても凄いねぇ〜」
    「あそこから拳銃で撃つんだねぇ」

 相澤「っ!拳銃ってことは!」


〜USJ内にて(?4)〜

 飯田君が報告してくれた事でギリギリ間に合ったかな…まぁそれは置いといて、今は掻き集められる先生方と一緒にUSJに来た。
 
 ?4「さて行こうか」

 USJ内に入るとすぐにスナイプ先生に生徒達に危害を加えるヴィランを撃って貰うように言ってある。

 スナ「!校長イレイザーヘットの側に!」

 
 ?4→根津「っ!あれはヤバイ!
       スナイプ先生!相澤先生を」

 スナ「はい!」バンッバンッバンッ

 スナイプ先生に言われて見た先に先程感じた恐怖の根源と思わしき者達が居た。他の先生方も見たらしく顔色が悪い…

 根津「ごめんよ皆!遅くなったね!
     すぐ動ける者をかき集めてきた」

 飯田「1−Aクラス委員長飯田天哉!
     ただいま戻りました!」

 根津(?相澤先生!?なぜ生徒でなく
     その者達の方に行く?)

 相澤先生の行動を不審に思う中、まずは、ヴィランを一掃する方が先と思い各先生に指示を出した。

 死柄「あ〜あ来ちゃったな
     ゲームオーバーだ」
   「帰って出直すか黒霧…ッ!」バンッ

 黒霧「死柄木弔…っ!」ゴウッ
   「なっ これは…13号!」

 主犯格の二人が逃げ様とする為、スナイプ先生と怪我をしているが黒い霧のヴィランを止められるのは13号先生だけしか居ない為お願いした。

 死柄「クソッ!今回は失敗だったけど
     今度は殺すぞ!」
   「平和の象徴オールマイト!」
   「そしてお前もだ!クソジジイ!」

 と言いギリギリ間に合わずヴィランに逃げられてしまった。
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