白黒と彼岸の混沌曲
□送られる物達
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〜USJ内にて(飯田)〜
事情聴取も終わり僕達は先生方が話している内容を聞いていた。
飯田「先生方は、結構警戒してる」
「でも、何故相澤先生だけ違う?」
轟「話では相澤先生を
助けてくれたって言ってた」
麗日「え!なら命の恩人やない!?」
切島「だろうな!」
「でもよヴィランと戦ってた途中で
起こった現象ってアイツ等が
関わってるって話だぜ!」
蛙吹「私も聞いたわよ…
警察の人が話してるのお…」
「でも、悪い人達には
見えないのよね…」
皆と話していると…
先生方「えぇ〰!!」
「夫婦〰!!」
黒白&白美「はい」
先生方「嘘だ〰!!」
と聞こえた。
生徒&警察(え!何の話!)
〜USJ内にて(根津)〜
話し合いの結果、条件に応じてくれる事になった。此方は、違う意味で少し戸惑ったが先生方も落ち着いた。
根津「話を呑んでくれてありがとう」
「それで、名前は何て言うんだい?」
ヒガン「ごめんね〜
コッチは落ち込んだまま
だからオジサンが言うね〜」
「オジサンの名前はヒガンって
名前だよ〜」
「で、コッチの二人が黒白と白美
って言うんだ」
「よろしくねぇ〜」
根津「…大丈夫かい?」
ヒガン「あ〜大丈夫大丈夫…ただ、
夫婦と見えてなかった事で
落ち込んでるだけだよ」
先生方(すいませんでした…)
根津「まぁここで話すより学校に
戻って話そうか」
皆で移動する事になった。すると、丁度救急車も到着したようで13号先生と緑谷君を乗せて貰おうとした時…
黒白「!怪我をしているのかい?」
根津「?あぁそうだよ」
突然声を掛けられた為、何の事かと思った…すると目の前から消えた。
根津「っ!?何処に!?」
黒白「少し待ってくれないか…」
救急隊「え?なっ何ですか!?」
いつの間にか先生方に囲まれていた筈の黒白が救急隊に話しかけていた。先生方も何時抜け出したのかと困惑している。
根津「ちょっと!
二人とも危険な状態なんだ」
黒白「大丈夫…時間はとらないよ」
と言い二人の怪我を見始めた…黒白を止めようとしたが相澤先生に逆に止められた。
黒白「コレくらいなら大丈夫だよ」
白美&ヒガン以外「!?」
黒白「”治癒””再生””修復”
喼急如律令」ポーン
紙切れを三枚出し言葉を発した途端!紙が光る。すると13号、緑谷君も淡い光に包まれだした。少しして光が消えると二人が起き上がってきて…
13号&緑谷「っ!?あれ?直りました…」
白美&ヒガン以外「嘘だ〰!!」
リカバリーガールよりも早くそして全て元通り…だが、代償があるはずだ。リカバリーガールは体力が代償…ならこの人の代償は?
根津「っ!身体に異常はないかい!」
13号「校長!はい!
身体が軽いです!」
緑谷「あれ!?傷が無い!」
相澤「?何を言ってる?」
緑谷「えっと!古傷が無くなってて…」
13号「僕もコスチュームが
元通りになってます」
根津「黒白さん…貴方は何をしたんですか」
黒白「…簡単な事ですよ」
「直したんですよ綺麗にね」
「私の力の一つで…
陰陽術は知っていますか?」
根津「…昔にあったのは知っています」
黒白「私は陰陽術に似た力を使ってます」
「先ほど使った紙を媒体にして
言霊を発したのです」
「この力で消太の怪我も治しました」
根津「!相澤先生も怪我をしてたのかい」
相澤「…はい」
黒白「いいじゃないですか
治った事ですし行きましょうか」
全員「?何処に?」
黒白「話をするんでしょ」
「子供ですね
大人は約束を守るものですよ」
根津「…では、行きましょうか」