シカマル
□あの日の約束
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「わたしのびょーきね、もう、なおらないんだって……」
「は?」
「わたし、ねたままになっちゃうって……さっきパパたちがはなしてるのがきこえちゃったの」
「なんだよそれ……」
「もうシカマルとおはなししたり…できなく…なっちゃうのかな?」
「あきらめんな!」
「でも……」
「おれはずっとそばにいるぜ」
「ありがとう!シカマルだーいすきっ」
「っ………おれも」
「ほんとうに?」
「んなこと、うそでいうかよ」
「じゃあさ、わたしのびょーきがなおったら、けっこんしてくれる?」
「あぁ。そのかわり、ぜってーなおせよな」
「うん!やくそくね! 」