シカマル
□Kissから始まる
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「先生、おっそーい!」
「いやぁ、すまん。ちょっとコイツを向かえに行っててな。」
アスマの後に一人の女の子が立っていた。
「誰なのこの子?」
「見た事ない子だね。」
「コイツはみどりっていってな。お前らと同い年だが、上忍だ。」
上忍という言葉に驚いた顔をする三人だが、
「へぇー。私は山中イノ。宜しくね!」
「秋道チョウジ。宜しく。」
「……奈良シカマル。」
と、自己紹介をしてくれる。
「コイツは前の任務でちょっと色々あってな……暫く入院してたんだ。リハビリも兼ねて、今回の任務に同行してもらう事になった。」
「みどりです。今日は宜しく。」
「でもよ、アスマ。今日の任務はBランクだぜ?リハビリにしちゃ、難易度高くねぇか?」
「確に、普段任務に出てる私達だって成功するかどうか……」
「そうだよね。大丈夫なの?」
「それなら問題ない。だってコイツは、Sランク任務ばっかりやってた様な奴だからな。俺より強いかもしれねーぞ?」
ハハハッと笑うアスマに、またも驚いた顔を見せる三人。