☆長編☆暗殺教室

□名前の時間
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未だにクラスに馴染んでもおらず、それに加えて暗殺にも不参加でいる為クラスから浮いていても当たり前なのだが、烏間先生や殺せんせーが何かと気に掛けてくれていた事もあって、久し振りに学校に登校していた。
そんな中クラスでは名前の話で盛り上がっていた。

殺せんせー「名前に付いては不満があります」
杉野「気に入ってんじゃん。茅野が付けた名前」

殺せんせー「気に入っているから不満何です。未だに3名程、名前で呼んでくれないのです。」
チラッと烏間とイリーナを見た後、私にまで視線を向けて来た。
確かに、名前で呼んでいないと心の中で思ったが「ううう」と泣いている殺せんせーを私はスルーした。

そんなこんながあって今日1日は名前で呼ぶの禁止となった。
コードネームで呼び合う事になったのだが、私のコードネームは「化け狸」だそうだ。
クレームを言いたくなったが我慢し皆が体育に出て行った為、教室には殺せんせーと私の2人となった。

殺せんせー「今日は登校してくれて先生嬉しいです」

私「別に、暇だったから」

殺せんせー「では、これが休んでいた分の宿題です」と分厚い辞書位の本を机に置いて。

私「分かりました」

殺せんせー「では、先生は駄菓子を買いに行って来るので」とマッハで教室から出て行った。
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