薄桜鬼とディアラバの混合
□朝っぱらから…
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昨日ライト達に起こされた時間帯から今まで眠っていた。空も白み始め、朝がやって来る。
『…ん、…朝…?ユイ……千鶴、起き………』
目が覚めた依純はユイと千鶴を起こそうとした。が、声に気付く。
「ちょっとぉ、押さないでよ〜!お姉ちゃんとビッチちゃん達が起きちゃうでしょ!んふっ♪」コソコソ
「おいっライト!殺されんぞ…姉貴に。」コソコソ
「何をしてるんですか…?殺されちゃいますよ?愛も無く。」
痺れを切らして襖を開け、
スパァァァァァン!
『…いい度胸だな、三つ子。楽しい躾の時間だ。貴様ら、覚悟を決めろ。』
依純は、三つ子を見つけた。
その後、酷く躾られたとか。
『…はよー。』
「…うっす。」
「おはようございます。」
「おはよー!んふっ♪」
挨拶し、大広間に入る。
「依純ちゃん、おはよ。今日は顔色がいいんだね。昨日何かあった?」黒笑
さっきの事で少しイラついていた私は、普通に流した。
『何もない。五月蝿いから黙って。』
依純はそう言うと、イヤホンで音楽を聴き始めた。
「依純ちゃん、舐めてたら斬っちゃうよ?」
「おい、依純に触れるな。人間の分際で。」
「うるさいな、何なの?君が代わりに斬られてくれるの?」黒笑
シュウが総司と喧嘩もどきをしていると、依純がイヤホンを外し、
『五月蝿い…朝くらいは静かに出来ないのか?』
殺気を含めた鋭い眼つきで睨んできたので喧嘩もどきをやめた。
姉の力
恐るべし。
「そういやお前ら、いつでもそんな格好してんの?特に依純とか。露出しすぎなんじゃねぇの?」
『あ…こっちは袴や着物なんだっけ?
持ってないし、無理だな。』
「それは俺たちが貸してやるよ。
依純は男装しなきゃなんねぇだろ?そこら辺は土方さんが何とかしてくれるって!」
「あ、君たちは僕らの袴を貸すから、心配しなくていいよ。」
「「「「「「(総司がまともな事言った…)」」」」」」
皆が優しく、着物を貸してくれるという。
そこら辺は、近藤さんと過ごしてきた皆の近藤さんから移った優しさなんだろうか。
そんなこんなで朝餉は終了。
次回は着物選び!