大好きな貴方は

□死神の迎え
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「スモーカー!レン抱えてとりあえず走れ!」
「何言って」
「馬鹿野郎!俺はすぐ後ろについてくに決まってんだろ!」

スモーカーはレンを抱えると走り出した。白い軍服が赤く染まっていく。

「おい!斬虎!!」
「なに?」

ほんとにすぐ後ろで背後で走る斬虎。

「お前この中の構図頭ん中入ってんだろ!案内しろ!」
「……そこ左、次右」

斬虎の指示通りに走るスモーカー。

「次右で上」
「上!?」
「はいジャーンプ」

冷静に言われるまま飛び上がる。目の前には部屋が広がっていた。

「は?」
「レンベットに寝かせて」

大きめのベッドに寝かせると斬虎は両手を傷口へ持っていった。
その瞬間床やらベットやらに植物が生え始めた。

「っ!?」
「(o´Д`)=зフゥ…あとは待ってるだけか」
「お前………」
「あぁ俺は……魔法使いなんだ!」
…………
「いやっ!めっさ寂しい!ツッコミがないよ!」
「そうなのか」
「いやいやいやスモーカー君?!何しんみり納得してんの!?嘘だよ?!」
「相手するのがめんどくせぇ」
「それはそれで俺悲しい!!」
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