高家の戦闘員
□4
1ページ/2ページ
と歓迎の意味で始まった宴。
「よぉし!!新たに仲間に加わるWソウカだ!言っとくがこっちの爽華は既に俺の女だかr((((ズガンッ」
シャンクスの真横を横切った唐辛子弾。
「寝言は寝てる時に言ってください」
っと言いながらも顔は真っ赤。
それを分かってる槍花とベックマンは微笑む。
「まっまぁとにかく新たな仲間に!!」
グラスを高々と掲げ飲み尽くす。
こうして始まった宴。
「で?あんたらどっちもソウカってのか?」
「えぇ」
「俺はヤソップ!狙撃手だ!」
「俺はルゥ」
「鷹司爽華と申します」
「皇槍花」
会話が弾み築けばふたりを中心に男達が溢れていた。
「しっかしいいとこのお嬢さんにしか見えねぇな」
「でも2人でブローカー一味と海軍のしたんだろ?」
「お嬢だろうと一般人だろうと邪魔なやつは邪魔だし」
「人に質問しておきながら状況で勝手に解釈し、武器をこちらに向けるような人でしたしね」
「その後の敵襲で前線に出てるしな」
「お前寝てりゃいいのに出てくるし、ベックマンがいなきゃお前やばかったぞ?」
「あの後のベックの慌てようは見ものだったけどな!」
「うるせぇ」
「あっ!そうだ!!お前らには闘わせねぇからな!ほれ!武器出せ」
手を出すシャンクスに槍花はぷいっと顔を背けた。
「槍花っ!お前!」
「助けてくれたことに感謝はするし歓迎してくれたことにもありがたいと思う、がこれとそれは別の話。守ってもらうようなか弱い女なんかじゃないし、第一、いつも命狙われてた身。簡単に今まで自分で築き上げたものを手放したりなんてしない」
「まぁ、槍花カッコイイ」
「お前ら狙われてたのか」
「ヤソップさんの仰られたいい所のお嬢さんではありますからね」
「心配かけるような事はするなよ?」
ベックマンはそう言って槍花の頭をなでた。