高家の戦闘員

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「毒ですか?」
「あぁ、ってかこの育ちのいい嬢ちゃんは?」
「毒はどうしたらいいんですか?」
「あっあぁ、この毒は風邪に似た症状を持っていてほっといても別状はないし、この薬に対抗する薬もないから結局はほっとかなくちゃならねぇ」
「症状はどれくらいかかるのでしょうか?」
「人によりけりだが最大1週間だな」
「なるほど、感染源などわかりますか?」
「感染源は多分海賊か海兵だな。この島にない毒だ」

爽華は礼を言うと席を立った。

「どこに行く気だ?外は戦闘だぞ」
「御心配無用です。槍花のことよろしくお願いします」

爽華はそう言うと部屋を出ていった。
ポカンとした船医はベットの方へ向かった。
が、点滴が抜かれ槍花の姿は無くなっていた。

「おいおい……マジかよ(=ω=;)あれで動けんのか……」

船医は頭を掻きながら部屋を飛び出した。
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